平成24年度決算特別委員会


 1.自殺予防対策について
 

1.自殺予防対策について

一人ひとりがかけがえのない個人として尊重され、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現をめざし、これからもより一層の取り組みを、お願いします。 ところで、自殺した人の遺族の方たちが開催された催しに参加した時の事を少し話したいと思います。 今まで質問の中でも「自殺」と、言う言葉になんの違和感も、嫌悪感もないと思います。ところが、遺族の方から「自死」と言われました。「殺」という文字が大変辛い言葉であり、できるだけ使用しないで欲しい「自死遺族会」とされています。人間には、「生」か「死」かであり「殺」は、無いのかもしれません 死を自ら選択した人は、その直前まで必死に生きようとしていた。 だからこそ、遺族の感じる自責の思いや、社会からの疎外感、偏見、蔑視などを考えるなら「自殺」でなく「自死」という言葉をつかうべきです。 平成25年3月に策定された、島根県自死対策総合計画の「自死」の使用は、遺族の方の「自殺」は広く社会に定着している言葉ですが、「殺」という文字が使われているため大変つらい言葉であり、偏見にも繋がるので、出来るだけ使用しないで欲しいという要望が、始まりです。 残された遺族にも「寄り添って」もらいたいし、このことも「自殺予防対策」になるのでは、と思います。 「辛い思いされる人が、おられるなら、行政は、そんな言葉は、使わない」・・簡単な事だと思います。

大塚光央

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