平成25年12月議会


 1.認知症対策について
 2.東高野街道の整備について
 

1.認知症対策について

高齢者が認知症になっても尊厳を持って質の高い生活を送ることが、できるようにすることは、市政の非常に重要な課題の一つだと思います。今後、医療や介護サービス、あるいは地域での日常生活や家族が抱える問題の把握、課題の分析などの取り組みを、積極的に進めていく必要があります。 認知症になると、物忘れなどの症状のほかに、徘回や妄想、暴言などの症状が出やすくなります。そして、これらの症状が、介護をする家族を、精神的にも、肉体的にも、追い詰めてしまうのです。また、今後は、単身世帯の認知症高齢者も増加すると予想されます。 そういったことから、認知症がひどくなると、在宅で生活することは難しく、施設や精神科病院に入所、入院しないといけないという考えが一般的になっていますが、なかなか入れる施設や病院がないので、非常に不安が高まっているのが現状だろうと思います。 健康医療都市を都市ブランドとして掲げ、平成26年4月には保健所が移管される枚方市として、認知症の早期診断・早期対応と地域での生活を支える医療と介護の継ぎ目のないサービスの構築に、危機感を持って取り組むよう強く要望しておきます。

2.東高野街道の整備について

街道の面影が残っている出屋敷地区についてですが、隣接している山田池公園への来園者のなかには、この街道に足を向ける人が、年々多くなっていると出屋敷地区の方の感想です。東高野街道出屋敷地区整備推進協議会を設立され、京街道や八幡市の高野街道などを視察され活動されています。このような、活動を支援していく為にも、市として、「歴史の道」の整備に当たっては、地元の皆さんと十分に協議しながら、また早期に整備されるよう要望しておきます。

大塚光央

その他

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